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サイト制作における「断捨離」

 2018/03/13 WEBサイト制作 WEBデザイン 起業・事業経営 Fumio Sakurai
この記事は約 8 分で読めます。 111 Views

断捨離とは?

断捨離って皆さんはご存知ですか?

結構日常生活の中でも耳にしますよね。

Wikipediaによる定義は以下の通りです。

不要な物を減らし、生活に調和をもたらそうとする思想

  • 断:入ってくるいらない物を断つ。
  • 捨:家にずっとあるいらない物を捨てる。
  • 離:物への執着から離れる。

断捨離によって物が少なくなると、残っているものが目につくようになります。

今の時代は、情報も物も溢れかえっています。

だからこそ、自分にとって本当に必要な物だけを持つことで、かえって豊かに生きられるという「ミニマリスト」という考え方・生き方も生まれました。

パソコンやスマホの過剰な使用によって溜まってしまう精神的・肉体的なストレスを癒すために、アウトドアなど「ネットが繋がらない環境」に身を置く「デジタルオフ」という考え方も注目されています。

私も先日、西表島(島の大半でネットが使えません)でデジタルオフしてきました。

※後日レポートします。

ビジネスにおける「断捨離」

これらの考え方は、ビジネス全般においても言えるのではないかと思います。

何かをやめたり、捨てたりすると、その空いたスキマに「新しいモノ」が入ってきます

ビジネスの世界ではよく「選択と集中」という話を耳にすると思います。

ビジネスは、旗取りゲーム(シェア争い)です。

新しいサービスは、既存のサービスにどう置き換わっていく(リプレイスする)のか。

既存のサービスに置き換わろうとするとき、「全てにおいて上回ろう」とすると膨大な費用・時間がかかってしまいます。

では、どうすればいいのか。

一極集中サービスを徹底的に尖らせるのです。

ペイオフマトリクスなどのフレームワークを使って、どの分野でNo.1となるのかを明確にするのです。

レーダーチャートを思い浮かべてください。

万遍なく平均値なサービスよりも、強みが明確なサービスの方が、人の記憶に残ります

情報が氾濫している現代においてはどうやって人の記憶に残り、話題にあげてもらうかが非常に重要です。

そのためには「何を捨てるのか」を常に意識しなければいけません。

デザインにおける「断捨離」

ブランディングやデザインにおいても重要な考え方は「足す」ではなく「引く」です。

何を目立たせるべきなのか。

コンテンツを綺麗に見せるサイト作りのポイント

先日のこちらの記事でも書きましたが、サイトを綺麗に見せるためには、「要素」を減らして「余白」をきちんととるなど「レイアウトの意識」が重要になります。

やってはいけないデザイン

実は、今回の記事を書こうと思ったきっかけは、こちらのクイズです。

私はデザインを独学で学んできたため、様々な本を読んできましたが、中でも一番しっくりきているのが、平本先生の「やってはいけないデザイン」です。

この本は、デザインに関わる仕事をしている人だけではなく、経営者・セミナー講師・会社員のように「誰か」に「何か」を伝えなければならない人全員にとって非常に役立つ考え方を学べる良書です。

まだ持っていない人は、Kindle版もあるので(私は現物とKindle両方持っています)、是非この機会に試してみて欲しいと思います。

私がこの本を勧める大きな理由として「Before / After」で違いがよくわかることです。

どこをどう変えるべきか、それは「何故か」をきちんと解説してくれているので、デザインのイロハを学ぶのに最適だと思います。

デザイン断捨離の決定版「やってはいけないデザイン!」

参照元:「やってはいけないデザイン」発売!@hiramoto-design

この写真のような形で「やってはいけないポイント」と「お直しポイント」が全般的に説明されているので非常に取っつきやすいです。

プレゼン用のスライドの手直しをしているページもありますので、プレゼンが必要な人も是非参考にしてください。

コーディングにおける「断捨離」

実はWEBサイトのコーディングにおいても「断捨離」です。

スマホ・PCのデザインはどう違うか

こちらの記事でも解説しましたが、現代においてサイトを見る方法は多種多様です。

可能な限り多くの人にとって情報を得やすいようにサイトを設計することは重要ですが「全ての人に」見やすくするのは非常に困難を伴います。

その理由は「古い機種」「古いソフト」を使い続ける人がいるからです。

古い機種・ソフト・技術をなぜ使い続けるべきではないのか

Windows XP」はなぜ今後も死なないのか

上記のCNETの記事にもありますが、

「NetMarketShareの調査によると、インターネットに接続するPCの約7%がWindows XPという(Vistaは1%以下)。Windows 7はほぼ50%で、Windows 10は約25%」ということです。

とんでもない話です。

Windows XPが発売されたのは2001年。今から17年前のことです。

Microsoftがその後発売したVistaがあまりにも不安定で使いにくいOSだったこともあり、Windows7が発売されるまで長い間、会社・個人問わず一番使われているOSであり続けました。

あまりの利用者の多くから、12年という長年にわたってサポートを続けてきたMicrosoftもついに2014年のそのサポートを打ち切っています

WindowsXPのサポートは終了しました – Windows ヘルプ

世界中は進化し続けており、どんどん新しい技術が生まれています

古い機種ではその能力不足から、新しい技術で作られたソフトを使うことができません。

Microsoftの上記記事にもありますが、

これからも新しく優れたエクスペリエンスを提供し続けるには、Microsoft とハードウェア パートナー各社、ソフトウェア パートナー各社が、最新テクノロジのサポートに社内のリソースを注力する必要があると判断いたしました。

古い機種を使い続ける人が多いと、メーカーはサポートに多大なる労力を割かねばならず、それは新しい技術の開発を阻害してしまうのです。

例えば、4Kテレビが発売されて、映像が高画質になり、Blue-rayディスクのような大容量を記録できる手法の需要が高まり、性能も向上しました。

技術の発展には、新しい技術を積極的に使おうという「変化を恐れない人」の存在が不可欠です。

慣れたものを使い続けたいという気持ちはわかります。

機種買い替えにかかる費用を抑えたいという気持ちもわかります。

しかし、時代に合わせて「新しい風」を取り入れていかなければ、時代から取り残されてしまうのです。

サイト製作の悩みの種「IE対応」

サイト制作のコーディングにおいて、多くのコーダーを悩ませてきたのは、WindowsXPに標準搭載されている「Internet Explorer(通称 IE)」への対応でした。

各WindowsOSで利用できるIEのバージョンを知る

上記記事の中でも以下のように記載されています。

IE11より前、すなわちIE5~IE10のサポートは、一部を除いて2016年1月以前に終了している。新規セキュリティパッチの無償提供が止まり、新たな脆弱(ぜいじゃく)性が修正されずに放置されることから、これらの「古い」IEは実質的に寿命を終えている。もし、これらのIEをいまだに使い続けているなら、速やかにIEまたはWindows OSを更新してIE11に切り替えるべきだ。

インターネットで様々な情報にアクセスする際、様々なコンピューターウイルスにかかってしまうリスクがあることをユーザーは意識しなければなりません。

ウイルスによって、パソコンの中の大事な情報や、仕事の機密情報が抜き取られてしまったり、クレジット情報などの情報が盗まれてしまうということが多々あります。

技術の進歩によってどんどん、クラッカーが作るウイルスの性能も上がっており、ブラウザやセキュリティー対策をするメーカーとのイタチごっこが続いています。

その中において、サポートが終了しているソフトを使い続けていることは「リスク意識・セキュリティ意識の欠如」に他なりません。

IEの中でもver8に対応してと言われることが2016年まではありました(最近はほぼ0ですが)

2016年以降に「IE8に対応して」といわれたとき思い出したい六項目

上記記事にもありますが、

正式なサポートが終了したブラウザを使うリスクや対応工数を考えると、
クライアントには「IE8は対応外です」としっかり説得すべきです。

ということです。

私は、サポートが公式に終了したIE10以前のブラウザには一切対応する必要がないと考えています。

古い機種や技術にしがみつく人に人権を与えてしまっているのは、なんとか対応しようとする業者の存在だと思うからです。

IE10以前を使っている人には、強制的にアップデートなり、機種買い替えを促す仕組みが必要だと思っています。

(その意味では、Windows10以降で導入された、強制自動アップデート機能も苦肉の策なのでしょう)

コーディングにおいてIE10以下に対応すべきではない理由は、セキュリティ面以外では、大きく以下の2つです。

html5 / css3 という現行主流のコーディング方式への対応度が十分ではない(8以下では非対応)

JavaScript、中でもjQuery 系がまともに動かない(実装コストが大きい)

上記2点ははっきり言って致命的です。

なので、私は、2018年3月現在において、IE10以前のブラウザへの対応は一切すべきではないと考えているのです。

私が言う「今どき」のサイト製作とは以下の3つのポイントに基づいたものです。

  • IE10以前のブラウザ対応しない
  • 可能な限りのモバイル対応を意識する
  • SNSなどのサイト流入経路を意識する

明日は、前回の記事に引き続き「今どき」のサイト製作を行うための「最低限」のコーディングスキルについて解説します。

それではまた

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Fumio Sakurai

Fumio Sakurai

株式会社NEXT Innovation 代表取締役
小3からプログラミング(Basic)を学び、法学部 → 財務系コンサル → 外資系生保営業 → ITスタートアップ起業という異色の経歴を持つ。
職種は「ビジネスデザイナー」
事業の戦略・戦術立案から実際の運営支援、マーケティング、ブランディング、社員育成、業務改善、システム制作を行う。

おそらくアスペルガー症候群であり、常にやりたいこと・アイデアが止まらなくなってしまうため、一社専属での会社員を勤められず、起業に至った。
現在5社の顧問を行いながら、コンサルティング・ブランディング指導を行なっている。

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