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落語から学ぶ「コミュニケーション」

 2018/03/22 ビジネスの種 ライティング 起業・事業経営 Fumio Sakurai
この記事は約 4 分で読めます。 96 Views
林家染二(林家染二オフィシャルホームページより)

落語から学ぶ「コミュニケーション」

コミュニケーションの語源から学ぶ

人が進化してきた根底には集団生活における「コミュニケーション」があります。

実際、地球上の全ての生物の中でも人が形成する「コミュニティ」は群を抜いています。

コミュニケーションとコミュニティって似ていると思いませんか?

この2つの言葉は、どちらもラテン語の「munus」を起源とします。

ラテン語の「munus」は、「贈物、賦課、任務、職、義務、成果、好意、祝祭時の演出」といった意味があります。
これに、「相互の、共同の、共通の」などを意味する接頭辞の「co-」が付くことで、コミュニティの語源である「communitas」というラテン語になります。

その意味を考えると「相互の贈物、共通の賦課、共同の任務や職、相互の義務、共同の成果、相互の好意」がコミュニティの古くからの役割であったことがよくわかります。

参考:「ソサエティーとコミュニティ」

一方コミュニケーションの語源は、同じくmunusから派生したcommunisであり、「共有物」という意味を持ちます。

コミュニケーションとコミュニティの語源が同じだというこの事実は、コミュニティの形成においては、情報やデータの共有が必要不可欠であったことの証拠だと思います。

インターネットはどうして生まれたか

インターネットが生まれた理由については、2014年に公開されたこちらの動画が非常にわかりやすくまとめてくれています。

Who Invented the Internet ? And Why ?

日本語での解説は、GIGAGINEがこちらの記事でまとめてくれています。

インターネットは誰が、何の目的で発明したのか?その答えに迫るムービー「Who Invented the Internet? And Why?

以上で解説されているように、インターネットの起源には「タイムシェアリング」という考えがあるのです。

メインフレームと呼ばれる機械で個別に処理されていたものを、分かち合ったことから生まれたのです。

インターネットの根元に「分かち合う」精神があるのです。

情報や時間を分かちあう。

コミュニケーションの根元にある「共有」という考えがインターネットを産んだのです。

空気を分かち合う落語から学ぶコミュニケーション

私は昨日、贔屓にさせていただいている落語家の林家染二師匠の寄席を聴きに行かせていただきました。

その後の懇親会で、共同出演されていた、立川談慶師匠が「言葉は贈り物」だとおっしゃっていました。

その言葉を伺って心から共感したため本日のこの記事を書いています。

名人の落語では、観客の空気が一体化します。

生まれも、仕事も、性別も、年齢も様々な観客の空気をなぜ一体化できるのか。

そこには「イメージをかきたてる」綿密な心配りがあるのです。

莫大な時間をかけて、観客にイメージをかきたてるための間や緩急、抑揚、声色、演技、身振り手振りを磨き上げていくのです。

自らが発する言葉だけで、複数の人を演じ分け、その心理描写を行うのです。

話の「」からそのイメージ付のための取り組みは始まります。

オチ」が題目を全く知らない観客にも伝わるように、題目の世界観に引き込んでいくのです。

観客は自分にとって身近な話題を聞いているうちに、いつの間にか題目の世界に引き込まれていきます。

そして、登場人物の気持ちに想いをはせていくのです。

名人の落語ほど、この「枕」の聞き応えがあると思います。

落語の寄席では複数名で構成されることが多いです。

前座や二つ目、真打、トリと寄席に関わる方々協力しあって空気を作り上げているのです。

そこには、伝統芸能ならではの厳しさの中にも、共に作り上げる意識が根付いています。

様々な価値観をもつ人々が、同じ物語に想いをはせ、一体化した空気を味わえる。

それこそが落語の魅力だと改めて実感した一夜でした。

まとめ

人は一人で生きることはできず、互いに助け合いながら生きています。

コミュニケーションは、互いを知り、助け合うことがその根元にあるのです。

私も情報を伝える先の方々の気持ちに心をはせながら

少しでもお役に立てる情報を届けていきたいと改めて思いました。

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Fumio Sakurai

Fumio Sakurai

株式会社NEXT Innovation 代表取締役
小3からプログラミング(Basic)を学び、法学部 → 財務系コンサル → 外資系生保営業 → ITスタートアップ起業という異色の経歴を持つ。
職種は「ビジネスデザイナー」
事業の戦略・戦術立案から実際の運営支援、マーケティング、ブランディング、社員育成、業務改善、システム制作を行う。

おそらくアスペルガー症候群であり、常にやりたいこと・アイデアが止まらなくなってしまうため、一社専属での会社員を勤められず、起業に至った。
現在5社の顧問を行いながら、コンサルティング・ブランディング指導を行なっている。

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