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事業家に必要な「置換え」スキル

 2018/03/16 LP WEBサイト制作 起業・事業経営 Fumio Sakurai
この記事は約 8 分で読めます。 167 Views

「置換え」スキルが何故事業家に必要なのか?

「置換え」スキルとは?

自分の事業以外は「専門外」だからよくわからない、想像できないという方をよく見かけます。

ただ、私はビジネスにおける「原理原則」に則り、適切な「ヒアリング」を行えば、全てのビジネスにおいても必要となる「戦略」の立案は可能であると考えています。

そのためには「置換え」スキルが重要です。

オウンドメディア構築にかける想い

こちらの記事でも書いた「ブランディング戦略の課題を見出すための3つの質問」が実際にそうなのですが、これらの原理原則に則った手法は、全てのビジネスにおいて「置換え」可能なのです。

実際、私の顧問先やブランディング支援を行なっている先は

  • 起業家コミュニティ
  • 不動産業
  • 学校
  • 飲食店
  • オウンドメディア運営会社
  • 幼稚園
  • 整骨院
  • エステ
  • 公的ビジネス
  • 地域コミュニティ

など、業種も業態も様々です。

BtoBもBtoCもBtoGもあります。

その全てにおいて、等しくこの原理原則に基づくブランディングの手法を導入してきました。

(実際にブランディングの実例として、一般社団法人不動産経営学院(REIBS)の例を後半で記載したいと思います。)

確かに初めての業種に携わるときは初心者なのですが、クライアントの課題を深掘りしていき、共に戦略・戦術立案を行うことで、その業種においてもある程度の「専門性」を身につけることが可能なのです。

そうして、様々な業種での「専門性」を身につけていくことで、業種に関わらない「共通点」が見えていきます。

その「共通点」を元に分析していくことで、初見の業種であっても、クライアントが抱える課題について、ある程度の「当たり」をつけることができるのです。

「当たり」をつける能力が高ければ高いほど、クライアントからのヒアリングの精度が高まり、課題解決をしやすくなります。

「置換え」スキルとは、原理原則を学び、それを様々な事業に転用していけるスキルなのです。

ビジネスにおける「生物学」の重要性

確かに「 専門分野」に特化することで、より結果を出せるという意見は一理あるでしょう。

ただ、現代におけるビジネスは、どんどん「複合的」なものになっていると思います。

専門分野や現在の強みである事業を大切にしつつも、周辺領域や、場合によっては既存事業とは「一見」関係がなさそうな事業も研究し続け、第二・第三の主力事業の種を育てていかなければならないのです。

以前TEDで、ビジネスに「生物学」の考え方が重要な理由というテーマの動画を見ました。

TED「How to build a business that lasts 100 years」

(※上記のリンク先では日本語字幕ありでも見れます。)

上記の動画の中で、私がスタートアップの経営者としての考え方の軸としている考え方があります。

生き残るためには、生物がもつ多用性が重要なのです。

「恐竜は何故滅びたのか。」

それは、環境に適応できなかったからです。

事業という「ゲームボード」における勝者は目まぐるしい勢いで変わり続けています。

今ある大企業は、全て、最初はスタートアップだったのです。

ゲームの盤面を取り巻く環境に常に気を配り、必要に応じて、大きな事業転換(Pivot)も行わなければならないのです。

だからこそ、私たちは「変化を恐れず、積極的に挑戦すべき」なのです。

上記の動画には、日本における2つの企業が対比として取り上げられています。

  • 変化を拒んだ「金剛組」(世界最古の会社)
  • 大きな事業転換を行なって生き残った「富士フィルム」

自分の事業を転換すべきかどうかを検討するときに「専門外」だからといって、狭い視野しか持っていなければ、勝負をすべき「ゲームの盤面」を見つけることはできないのです。

だからこそ「置換え」スキルを身につけて、広い視野を持てるようになることが「事業家の在り方」ではないかと思います。

「置換え」の実例(REIBS)

私の顧問先の一社に「一般社団法人不動産オーナー経営学院(REIBS)」という会社があります。

勝ち残る不動産オーナーを育成する」ということが会社のミッションであり、不動産オーナーが学ぶべき「経営のあり方」についてのスクールを経営しています。

私の別の顧問先に「空き家活用株式会社」という、社会から空き家をなくすための活動を行なっている会社があり、そこの社長からの紹介で、不動産経営のことを勉強するために受講したのがREIBSとのきっかけでした。

私はREIBSと関わるまで、不動産オーナーの悩みについてほとんど知りませんでした。

しかし、REIBSで様々な課題を抱えるオーナーとお会いし、それを解決する不動産業者の方との取り組みで不動産業界を取り巻く状況についても学ぶことができました。

もし、私が「専門外」だからといって不動産のことを学ぼうとしなければ、不動産業界の知見を得ることはなかったでしょう。

ここからは具体的にブランディングの方向性についての話をしたいと思います。


私が現在もREIBSに関わっている最大の理由は、学長の熱い想いに共感したからです。

REIBSの理事長・学長である横山篤司(通称:Andy)さんについてプロフィールの抜粋します。

創業80年名古屋の三代目地主の家系に生まれる。旅館業を生業として100名以上の従業員を抱える会社であったが、父の代で相続争い、不動産売却が続き、10年前より残された数名の従業員と共に築40年を超えたビルや空き家の再生に取り組む。ニューヨーク留学帰国後、東京で外資系投資銀行のモルガンスタンレーに勤め、プロの不動産経営を学び、家業再生に活かしたことで時価資産100億円、借金も数年で完済することに成功。

不動産オーナーが抱える課題の中でも特に大きい問題が以下の3つです

  • 人(事業承継・提携先)の問題
  • 物(所有物件)の問題
  • 金(キャッシュフロー)の問題

見ていただいたらわかるように、不動産以外の事業会社が抱える問題と、構造は同じなのです。

学長が物件を承継するとき、税理士やたくさんの不動産業者に相談したとき、物件の古さなどから「自己破産」を勧められたそうです。

その状況をなんとかするために、築40年超の物件・空き家の再生を手がけてきて、足掛け8年。

ついには、時価資産総額100億円、莫大な借金も数年で完済まで漕ぎつけたのです。

その肝は「プロの不動産経営」を学んだこと。

不動産業界において、不動産オーナーと不動産業者は「対立構造」にあることが多いです。

不動産オーナーのところには、数多くの業者が自分を売り込みに来ます。

そして、オーナーは誰を信じていいかわからなくなり。

覚悟を決めて任せてみても、

信じていたのに!」ということになり、結果として「傷ついていく」のです。

オーナーが抱えている課題はいずれも「根が深く」、

不動産の収益は生活に直結するので状況も「切迫」しています。

でも「誰を信じたらよいのかわからない」状況にオーナーは陥っています。

だからこそ、その気持ちを自分事として理解ができ、なおかつ、その状況を乗り越えて、結果を出して来た横山学長は考えました。

オーナーと不動産業者が共に「プロの不動産経営」を学ぶ学校が必要だと。

オーナーが抱えている課題を、オーナーだけで解決することはできません。

必ずサポートしてくれる、信用できる「不動産業者」が必要なのです。

「傷ついている」オーナーの心の壁を壊すためには、オーナーが抱える悩みに親身に向き合ってくれる業者の存在が必須です。

REIBSには不動産オーナーだけではなく、不動産業者の方も数多く学びに来られます。(卒業生の3割弱は不動産業者の方です)

不動産業者の方、皆さん口を揃えて仰るのが「オーナーの方が抱える悩みを知りたい」ということです。

REIBSの存在意義は不動産オーナーと不動産業者が「共通言語」を手に入れ「共に学ぶ」ことで信頼関係を築いていくことです。

オーナーが抱える課題を解決する

そして、オーナーが抱える課題が解決されれば、オーナーが持つ物件がある「地域」も活性化するのです。

その「タウンマネジメント」という理念をオーナーが学んでいくことで、オーナーも不動産業者も地域の方々も幸せになるのです。

一人でも多くの方が「プロの不動産経営」を学び、共に幸せになっていくために今後もREIBSは歩み続けます。


以上がREIBSに関わっている中で、私が「REIBS語り」できるようになった内容です。

ブランディングのためには、そのサービスの「価値観」に賛同する人を増やしていくことが欠かせません。

どれだけ多くの人にファンになってもらえるか。

人の「口コミ」でサービスは広がっていきます

これが全てのサービス・商品について言えることです。

これからも1つでも多くのサービスのブランディングに関わっていければと思います。

 

それではまた

Make the world better place

 

ちなみにREIBSでは、4月1日に東京で無料セミナーを行います。

不動産経営に関心がある方は、是非ご参加ください。

 

かぼちゃの馬車問題から学ぶ「不動産経営」のあり方(無料セミナー)

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Fumio Sakurai

Fumio Sakurai

株式会社NEXT Innovation 代表取締役
小3からプログラミング(Basic)を学び、法学部 → 財務系コンサル → 外資系生保営業 → ITスタートアップ起業という異色の経歴を持つ。
職種は「ビジネスデザイナー」
事業の戦略・戦術立案から実際の運営支援、マーケティング、ブランディング、社員育成、業務改善、システム制作を行う。

おそらくアスペルガー症候群であり、常にやりたいこと・アイデアが止まらなくなってしまうため、一社専属での会社員を勤められず、起業に至った。
現在5社の顧問を行いながら、コンサルティング・ブランディング指導を行なっている。

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